菓子メーカーの営業が教える。美味しいどら焼きの選び方
こんにちは!
ダイマックスです。
久しぶりのグルメ関係の記事。
やっぱり食べ物が好きなので、
こちらの方が書いていて楽しいです。
僕は現在菓子メーカーで働いていて、
僕自身は、お菓子を作ることが出来ませんが、
仕事柄色々なお菓子と出会う機会があります。
今回は、そんな僕が美味しいどら焼きを選ぶコツをお伝え致します。
菓子メーカーの営業が教える。美味しいどら焼きの選び方
美味しいどら焼きを選ぶには!
今日はいきなり本題です!
美味しいどら焼きを選ぶコツは………
「日持ちがしないどら焼き」を選びましょう!
※賞味期限間近の見切れ品という意味ではありません。
元々の賞味期限設定が短いどら焼きを選びましょう。
実はどら焼きを日持ちさせるには、
砂糖をたくさんいれる必要があります。
なので、一般流通しているどら焼きは、賞味期限をのばす為に必要以上の砂糖を入れているケースが多いです。
逆を言えば、「日持ちがしないどら焼き」は砂糖を抑えている分、小豆本来の美味しさや皮の香りを楽しむことが出来るのです。
日持ちと糖度の関係
(少し難しいので、興味ない方は飛ばしてください)
食品には水分が含まれますよね。
食品中の水分は大きく分けると、
・結合水…食品中の成分と結合した水分。微生物が利用しにくい。
・自由水…食品中の成分と結合してない水分。自由に移動できる。微生物が繁殖するのに利用する。
この2種類に分類出来ます。
つまり自由水の割合が高いと微生物がたくさん増えてしまうんです。
そして、昔から保存食を作るのに利用している"塩"や"砂糖"は、水分と結合する為、たくさん入れることで自由水の割合を下げ、微生物を繁殖しにくくすることが出来ます。
(塩漬けとか良く聞きますよね)
簡単に言うと、塩や砂糖を入れると微生物が増えにくい環境に出来るということです。
※詳しく知りたい方は、「水分活性」で調べてみてください
まとめ
少し難しい話もいれましたが、
今回伝えたいことは、
美味しいどら焼きを選ぶには、
「日持ちしないどら焼き」を選びましょうということでした。
※もちろんあくまで一つの要素に過ぎないですし、現在はパッケージや脱酸素剤も進化していて、日持ちが長くても美味しいどら焼きはたくさんあります。
また、最近だと"どら焼き"も多様な進化をとげていて、
コンビニだと"なまどら焼き"が定番スイーツの地位を確立しています。
※なまどら焼きは、生クリーム入りのどら焼きのことです。
和洋折衷な感じがたまらないですよね。
今回は美味しいどら焼きの選び方を書かせて頂きましたが、今後は実際に食べて美味しかったどら焼きのご紹介も出来ればと思います。