【守破離】まずは真似することから始めよう
こんにちは!
ダイマックスです。
皆さん。
"5月病"という言葉がありますが、
特に新入社員の皆さんは、GW明けのことを考えると憂鬱な気分になっているのではないでしょうか。
慣れない仕事で覚えることが山のよう。
ミスもたくさんしてしまうと思います。
そんな皆さんにご紹介したい言葉が、
「守破離」(しゅはり)です。
元々武道や芸能の世界で良く使われていた言葉なのですが、
これが仕事を覚えるのにとても役立ちます。
今回は、「守破離」についてお話したいと思います。
【守破離】まずは真似することから始めよう
【守破離】の由来
【守破離】とは、
「規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」
出典:千利休
豊臣秀吉に仕えた茶人、千利休の歌から来ています。
意味は、
「教えを守り続け、いつしかそれを打ち破り離れることになっても、基本を忘れるな」という意味です。
つまり、守破離とは物事の習得の順番と、自分のものにした後も基本は大切であるという2点を示した言葉なのです。
"守"について
まずは、物事を覚える最初の段階「守」についてです。
何もわからない初心者の頃は、
とにかく、指導者や先輩のいうことを忠実に守る。
これが大切です。
守るだけでは、物足りないかもしれません。
一挙手一投足を真似るくらいで丁度いいかと思います。
まずは、セオリー通りに行動してみましょう。
"守り"ながら行動していくからこそ、
非効率な部分や矛盾に気づくことが出来ると思います。
"破"について
基本を理解し、体得することが出来たら、次は今までのセオリーに逆らってみる。
"破る"ことをはじめましょう。
"守"の段階で感じた、
「自分はもっとこうしたい」というアイデアを是非試してみてください。
"自分で考える"ことで視野が広がり、判断出来ることが増えるはずです。
"離"について
"破る"を繰り返す内に、いつしか自分だけのセオリーを見つけ、師匠の教えから卒業する時がきます。
師匠の教えと自分の気づきを混ぜて自分流を確立するのです。
しかし千利休も言っている通り、どんなに離れても、基本を忘れてはいけません。
もし、離れたことで本質を見失ってしまったら、"守"に戻ってみましょう。
経験を積んだ分、新しい景色が見えるかもしれません。
まとめ
ここまで、偉そうに「守破離」についてお話してきましたが、
まだまだ、自分も上手く出来ません。
特に"守"をしっかりやらない内に、"破"に移ると、
型がない=形無しになってしまいます。
(自分は昔から生意気なので、部活でも仕事でもこれで怒られることが多かったです。笑)
特に新入社員の皆さんは、自分の尊敬できる人を師匠と定めて、徹底的に真似れば、成長が早いのではないでしょうか。
もし、仕事や習い事が思うようにいかないという方がいらっしゃいましたら、心の片隅に置いて頂ければ幸いです。
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